シドニー安全情報 |
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在シド
ニー総領事館メールマガ
ジンからのシドニー安全情報の抜粋です。
シドニー市によると、都市部に住むオーストラリア人の43%が侵入盗の被害に遭い、70世帯に1世帯の割合(過去1年間)で自 動車盗難の被害が発生しているとのことです。シドニーを含めて、オーストラリアは「治安が良くて安全」というイメージを抱いている邦人の方が多いと思いま すが、犯罪の被害者にならない為にも注意を怠らないことが大切です。 参考のため、日本とNSW州の犯罪統計(2003年)を単純比較すると、NSWでの強盗事案は日本の27倍、性犯罪は10倍、侵入盗は7倍、自動車窃盗は 10倍となり、日本と比べて犯罪発生率が高いことが判ります。 シドニー市のホームページには、住居、公共交通機関、個人、乗物、ビジネスに関する安全対策が掲載されていますので、詳細は以下のアドレスでご覧下さい。 http://www.cityofsydney.nsw.gov.au/Community/Safety/CrimePreventionFactSheets <強奪事件の発生> 5月19日午後10時頃、シドニー北部のArtarmon地区にて、帰宅途中の邦人女性が、路上で3人組の男に銃らしきものを突きつけられて、財布とパス ポートの入った鞄を強奪されるという事件が発生しました。幸い今回の被害者に怪我はありませんでしたが、在留邦人の皆様におかれましては、夜間の一人歩き は極力避け、日中でも人通りのない場所や地域への立ち入りには十分にご注意下さい。 一般的にオーストラリアは「安全で治安がいい」とよく言われますが、犯罪発生状況を統計的に 見ても、決して安全とは言えません。「日本を除く先進国の中で は比較的安全である」と言えるだけです。日本とNSW州の犯罪統計(2003年)を単純比較すると、NSWでの強盗は日本の27倍、性犯罪は10倍、侵入 盗は7倍、自動車窃盗は10倍となり、日本と比べて犯罪発生率が高いことが判ります。 ● 一人で飲食する場合には、席を離れる際に必ず貴重品を持って移動する。 見知らぬ人に話しかけられても、バッグ等から目を離さない。 2007年に、事件・事故に巻き込まれたり、トラブルに遭遇した邦人に対して当館が 行った支援の件数は約270件(2006年は約320件)でした。その内、邦人の犯罪 被害に関する支援は95件(全体の35.4%)で、内訳としては、置引き、スリ、引っ たくり等の窃盗被害が77件、強盗被害が9件(負傷者は7名)、詐欺被害が4件、 迫・恐喝被害が3件、傷害・暴行被害が1件などでした。また、パスポートや財布など貴 重品の紛失に関する支援は91件でした。 以下は、昨年邦人が被害者となった主な犯罪の発生傾向です。在留邦人・旅行者の皆様におかれ ましては、御自身が被害者とならないためにも注意を怠らないようにして下さい。 ● 日本人が多く集まる場所のレストラン、カフェやパブ等で多くの事件が発生しています。知人や友人と話に夢中になっている最中に、足下や椅子の上に置い ておいたパスポート入りのバッグを盗まれた。 ● パスポートの入ったバッグを車に残し、車上ねらいの被害に遭った。 年末・年始を控え、パスポートの利用機会が増えると思いますが、パスポートの管理にはくれぐれもご注意下さい。紛失・盗難によりパスポートを再度発行する 場合には、日本から戸籍の原本を取り寄せて頂く必要があります。この時期、日本の役所が休みだったり、郵便事情の影響などから通常よりも手続きに時間がか かることが予想されます(上記1.のお知らせのとおり、当館も年末・年始は休館となります)。なお、パスポートの盗難被害は旅行者だけでなく、当地の事情 に詳しい在留邦人も被害に遭っていることから、パスポートを携行する際は注意を怠らないようにして下さい。 在留邦人の方から、当館に対し、当地銀行のATMでの被害に関しての報告並びに相談が多数寄 せられています。昨年12月にも、現金自動支払機(ATM)で の被害について注意喚起を発出しましたが、最近、邦人の皆様の被害が多発していることから、改めて注意喚起を発出しますので、下記2.を参考にして頂き、 呉々も被害に遭わないよう注意してください。 (1)犯罪手口が益々巧妙化していまので、このようなことを100%防ぐためには、ATMの利用を避け、窓口で現金を引き出すことです。 (3)ATMを利用する時は、周囲に不審な人物がいないか、また、通常の機器以外の不審なものが取り付けられていないか十分に注意して下さい。 |
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